自民党総裁選で有利な管義偉官房長官。
次期首相になるのではないかと言われています。
そんな菅義偉氏といえば「叩き上げ」や「苦労人」というイメージ。
世襲議員ではなく秋田の田舎の農家出身、そして集団就職で上京、アルバイトをしながら大学に通ったなど苦労人のイメージがあります。
しかしそんな菅さんの生い立ちは嘘と物申す報道もありました。
菅さんの苦労人の生い立ちは嘘なのでしょうか?
調べてみました。
菅義偉の生い立ちは嘘?
菅さんの生い立ちや若い頃の話について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
菅義偉氏の生い立ちは嘘ではないけれど、ちょっとイメージが盛りすぎのような気がします。
それもマスコミが単純化して報道するせいなのかもしれませんね。
嘘だと言われるのは生い立ちの部分ですが、集団就職で上京というようなことになっていますが「集団就職」ではないようです。
以下、菅義偉氏の生い立ちの苦労人イメージと、実際についてポイントをあげてみます。
実家は田舎の農家で苦労した?
- 実際は父親は土地の有力者で町議会議員だった。
- 父親は満州鉄道の職員で満州で裕福な生活を送っていた。
- 戦後は先見の明がありイチゴ農家として成功し、いちご組合でも組合長をしていた。
- 子どもの頃の話を聞くと釣り竿やマンガ雑誌など周りの子どもが持っていない高価なものを買い与えられている
- その時代、田舎では高校に行ける人は少なかったが進学している。
- 母親も教師、姉たちも教師。
- 集団就職は中卒で都会に就職するものだが、菅さんは農家を継いだり教師になるのが嫌で親に反発して上京した。
- アルバイトをしながら法政大学に通ったのは、貧乏だからではなく親に反抗していたので仕送りが頼めなかったから
しかし、この話を聞いて、実家が貧乏でなくて富農だったとしてもそんなにイメージは変わりません。
やなり昨今の政治家というと、親が政治家であったり、企業の経営者だったり、代々続く日本の名家だったりする人々が多いので、菅さんについては実家がそれほど貧乏でなくても、他の政治家と比較すると庶民派、苦労人というイメージがあると思います。
生い立ちばかりクローズアップされて、逆にそれがウリになって好感度をあげている印象もあるので気にいらないかたも多いでしょうね。
これら生い立ちの嘘についての参考文献は以下ですので、興味ある方は読んでみてはいかがでしょうか。
菅義偉の生い立ちは嘘?に対する世間の反応
ツイッターなどの反応をみると、政治的な手腕や政策ではなく、生い立ちばかりがクローズアップされ、本人もそれを語ってウリにしているところに反発する人も少なくないようです。
しかし生い立ちや苦労人というイメージに好感を持ったり、庶民の気持ちがわかると印象が良くなった人も多いようですね。
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